New QuaPro-B

INNOVATED FORKLIFT INNOVATED FORKLIFT

常にアップデートし続けていく新型QuaPro-Bの2つの進化

2023年にGマークを取得したQuaPro-Bの
デビューから2年。
高効率IPMモーターを搭載した
Li-ionバッテリーの
販売機種を
2〜3tonクラスまで拡大するとともに
お客様の安全に寄り添うオプションを拡充。
現場のご要望に応える
更に進化をし続けて行きます。

常にアップデートし続けていく
新型QuaPro-Bの2つのオプション進化

Option1 Option1

IPM MOTOR×Li-ion BATTERY IPM MOTOR×Li-ion BATTERY

Li-ionバッテリー×高効率IPMモーター
による究極の長時間稼働

人とリフトが行き交う現場の安全をサポート

人と物を識別し、人のみを検知することでオペレーターの
後方運転をサポートする安全オプションを追加。
作業の流れを妨げずにスムーズな運転をサポートし、
作業効率を維持しながら安全性と効率を両立させます。

Option2 Option2

A-eye support A-eye support

エーアイサポート
(後方運転支援システム)

人とリフトが行き交う現場の安全をサポート

新型QuaPro-Bの3つの特長

SMART DESIGN SMART DESIGN

トータルバランスを進化させた
スマートコクピット

前方視界×乗降性×居住性×操作性などオペレーターが
求める空間を
あらゆる角度から見つめ直し、
さらなる快適性を追求。
軽快感ある車両スタイリングによる
現場の質的向上にも配慮しています。

広くなった足もとまわり

乗降時に妨げとなるカバー類の突出部位を極力排除。
モーターなど周辺機器を再配置することにより、
運転席の足元スペースを大幅に拡張しました。

革新的な乗降性を実現

従来は設計上、実現困難と思われていたが、ユーザーの声を
実現するために、業界初のバッテリーカバー形状が誕生しました。
これは人間工学的にも改善が立証された負荷の少ない
乗降性で、オペレーターの疲労軽減に貢献します。

革新的な乗降性を実現

基本性能の向上

  • バッテリーケースの高さを
    仕様ごとに設定

    コーナーカバーの形状を調整することで
    乗降性の改善を実現させています。

  • 乗降時の姿勢比較
    • 【旧機種】 体を傾けないと乗車できない

    • 【新型QuaPro-B】 体が起きた状態で乗車可能

  • 前方視界の向上

    カウル高さとディスプレイ配置を見直すことで前方視界を向上。前方視界を妨げるディスプレイをパネル右側に移動させ、かつカウル高を低く抑えました。
    これにより、前方可視距離[不可視範囲]を改善(従来比-81mm)しています。

  • 前方視界の向上
    • 旧機種のディスプレイ位置

    • 新型QuaPro-Bのディスプレイ位置

  • 操作性の向上

    スムーズな動きで好評を得た「QuaPro-R」譲りの「意のままの操作性」を実現しました。
    ストレスのない操作感と走行時の揺れを軽減しています。
    (▶荷役フィーリングの向上)
    モーターと制御の最適化により、微速での操作性を向上。これにより荷物へのアプローチ時の微調整がしやすくなり、作業性の向上につながります。
    (▶アクセル操作のフィーリングの向上)

  • 選べるペダルタイプ
    • ブレーキ1ペダル

    • ブレーキ2ペダル

  • 耐水性の向上(IPX4相当)

    モーターなど内部の電気品を密閉。
    防水・防塵に対応しています。

車体側面の斜を強調するラインは、住友ナコの機動力や上昇感(Lift感)を表現。
細部のディテールとして取り込んだトラス型の集合パターンは、ブランドメッセージである「as ONE感」を表現しています。

HIGH EFFICIENCY HIGH EFFICIENCY

高効率IPMモーターを新たに搭載

好評のリーチ車に続き、待望の高効率IPMモーターを搭載。
稼働時間やバッテリー寿命のさらなる延長を実現しました。
オプションのリチウムイオンバッテリーを併用することで現場が求める
エンジン車の代替へ、また一歩近づきました。

現場が望む作業の効率化を実現させる
高効率IPMモーターの搭載。

フォークリフトで一般的な誘導電動タイプ(誘導モーター)ではなく、
住友重機械工業(株)と共同開発した
高効率IPMモーターを
ドライブモーターに採用。
これにより、ドライブモーターの電力消費を従来機より
約10%削減を達成しました。
※JIVAS(日本産業車両協会規格)F30 運転パターンにおける当社テスト値

ドライブモーターの電力消費 従来費-10%
IPMモーターはブラシ等がなくメンテナンスフリー。密閉構造で耐環境性に強いため、ちょっとした屋外使用でも安心 。
IPMモーターはブラシ等がなくメンテナンスフリー。密閉構造で耐環境性に強いため、ちょっとした屋外使用でも安心 。

IPM MOTOR × Li-ion BATTERY IPM MOTOR × Li-ion BATTERY

急速充電可能なLi-ionバッテリー(オプション)と
組み合わせることで稼働時間の大幅アップを実現

Li-ionバッテリーは、急速充電が可能なことに加えて、作業の合間や休み時間に継ぎ足して充電する“ちょこちょこ充電”が可能です。補水などの煩わしいメンテが不要なうえ鉛バッテリの約3倍のサイクル寿命と長寿命。(※1)また、専用充電器による充電は充電効率が良く、約20%の電気代削減となります。(※2)
(※1. お客様の稼働状況によって異なります)
(※2. トランス式充電器との同充電量での比較)

Li-ionバッテリーと鉛バッテリーの稼働比較

※鉛バッテリーは、温度が上昇して寿命が短くなるので、ちょこちょこ充電はできない
※満充電までに約8時間必要なため、交換する必要や充電時間を確保する必要あり

Li-ionバッテリー導入のメリット

  • 1

    バッテリーの載せ替え
    なしでも長時間稼働

  • 2

    急な作業量の変動
    にも安心して対応

  • 3

    載せ替え工数、バッテリー
    保管スペース不要

Maintenance Free

上:Li-ionバッテリー
下:専用充電器

SAFETY

現場の安全に配慮した装備の充実化

お客様にとって最重要課題である『安全』。そこに寄り添う為に、
3つの安全をテーマに安全装備を充実化しました。
人手不足が深刻な物流現場において、実務経験の少ない
オペレーターや現場で働くさまざまな人たちの安全にも配慮、
さらにお客様の大切な荷物をより確実に、
より徹底して守るために。

お客様にとって最重要課題である『安全』。
そこに寄り添う為に、3つの安全をテーマに安全装備を充実化しました。
人手不足が深刻な物流現場において、実務経験の少ないオペレーターや現場で働く
さまざまな人たちの安全にも配慮、 さらにお客様の大切な荷物をより確実に、
より徹底して守るために。

安全装備の充実化

従来は一部のお客様の要望に対してご用意してきた特注の安全装備を積極的にオプション化し、これにより短納期での提供が可能となりました。これらのオプションを「住友フォークリフトが考える3つの安全」に沿ってご提案します。

住友フォークリフトが考える3つの安全

  • 1.オペレーターを守る安全
  • 2.周囲の人を守る安全
  • 3.荷物を守る安全

OPTION OPTION

OPERATORS

1オペレーターを守る安全装備

  • Option

    危険運転警報

    フォークリフトを操作中、「急加速」「急減速」「急旋回」操作を行った場合に警報ブザーを鳴らし、危険な操作であることをオペレーターに知らせます。(感度調整可)
    感度設定:「急加減速」と「急旋回」の感度を個別に設定することが可能です。

  • Standard

    オペレーター離席時走行ロック装置(走行インターロック)

    走行インターロックは、オペレーターが席から離れると、自動的に走行動力をカットします。運転時以外にアクセルを踏んでしまうなど、誤操作事故を未然に防ぎます。(※ブレーキがかかるわけではありません。停車時はパーキングブレーキをご使用ください。)

  • Standard

    オペレーター離席時荷役ロック装置(荷役インターロック)

    実は多いマストの間から体を伸ばしマストとヘッドガード間に挟まれる事故。荷役インターロックはオペレーターが正しい運転操作位置に居ない場合、荷役レバーを無効化し、誤操作による事故を未然に防ぎます。

  • Standard

    スロープスピードリミット

    下り坂での意図しない加速を抑制するスロープスピードリミットを標準で搭載しました。アクセル中立時の速度を記憶し降坂時のスピードを一定に保ちます。

  • Option

    右側乗降防止チェーン

    車体右側から乗り降りする危険行為防止のために、ヘッドガード右側前後支柱間にチェーンを取り付け容易に乗り降り出来ないようにします。

  • Option

    右側ステップカバー

    車体右側から乗り降りを防止しつつ、フロアスペースを広げることができます。

  • Option

    オレンジシートベルト

    フォークリフトの運転中、運転者がシートベルトを装着しているか周りからの視認が容易になります。運転者のシートベルト装着忘れを防止できます。

  • Option

    シートベルトインターロック 着座検知

    シートベルトを装着していないと走行・荷役が動作しないようにロックします。着席してからシートベルトを装着するとロックが解除されるため、シートベルトの装着忘れを防止できます。

PEOPLE AROUND

2周囲の人を守る安全装備

  • Option

    ブルーマーク

    明るいLEDのブルーマークが、周辺作業者にフォークリフトの接近を知らせます。これによりフォークリフトと周辺作業者の出会い頭接触事故などを低減します。

  • Option

    ラインライト

    広範囲に光るLEDのライン上の光が、周辺作業者にフォークリフトの接近を知らせます。これによりフォークリフトと周辺作業者の出会い頭接触事故などを低減します。

  • Option

    矢印LEDライト

    明るいLEDの矢印形をした光が、周辺作業者にフォークリフトの存在と進行方向を知らせます。これによりフォークリフトと周囲作業者の出会い頭接触事故などを低減します。

  • Option

    人検知 AIカメラ

    AIカメラがフォークリフト周囲の人物を検知し、警告灯と警告音でオペレーターに警告。フォークリフトと周辺作業者との衝突事故の予防をサポートします。

  • Option

    A-eye support(エーアイサポート)
    後方運転支援システム

    1.後進自動減速
    後方に人がいることをオペレーターに通知(警報)。
    さらに、後進時は自動的に減速(→続きを読む)

    制御することで安全に衝突回避できるようサポートします。

    2.後方発進抑制
    停止時、後方に人がいることをオペレーターに通知(警報)。さらに、後方発進できないよう発進を抑制することで安全に発進できるようサポートします。

  • Option

    プロジェクターカスタムライト

    お好きな画像をカスタムし、床面に投影可能です。これにより周辺作業者の出会い頭接触事故などを低減します。

  • Standard

    リヤアシストグリップ

    ババック走行時にもハンドルやグリップから手を離すことなく安全にホーンを鳴らすことができます。

  • Standard

    スピードリミッター

    お客様の構内ルール等に則し、フォークリフトの走行速度(最高速)を設定することができます。

  • Option

    音声バックブザー

    「バックします」の声により、フォークリフトの後進を知らせます。

  • Option

    前後進チャイマー

    前進時または後進時または前後進時にチャイマー音が鳴り、フォークリフトの往来を知らせます。
    ※後進または前後進チャイマー取付時には、バックブザーは無しとなります。

  • Option

    ストロボライト

    より明るいライトをフラッシュ照射することにより、安全確保に寄与します。

CARGO

3荷物を守る安全装備

  • Option

    キャリッジライト

    キャリッジに明るいLEDライトを取付します。これにより荷物(フォーク差し込み口)や棚が直接照らされるため、荷役作業がより安全に行えます。

  • Option

    チルトインジケーター

    マストの傾きがひと目で分かるチルトインジケーター。アナロギーな機構ですが、これが一番見やすく・分かりやすく、コストパフォーマンス抜群です。

  • Option

    セーフティーレーザー

    フォーク水平を検知したときに、パレット差し込み口にレーザーを水平照射します。フォークの挿し込み高さが正確に把握できるため、作業の安全性、効率化につながります。

  • Standard

    STC(旋回速度制御システム)

    先進の技術STCはQuaPro-Bに新搭載した旋回速度を自動制御するシステムです。車速、タイヤ角に応じて旋回時の速度・トルクを自動制御、従来車と比べ旋回時の荷物ズレ量を1/4(→続きを読む)

    まで抑えることを可能にしました。(当社指定の試験結果による)
    STCにより、旋回時やスラロームのような走行時の過度な加速を抑制し、周辺作業者への安全向上や、稼働時間の延長など様々な恩恵をもたらします。

  • Option

    マスト上昇時走行警報

    マストが高揚高状態で走行するという危険操作を防止するため、マストが高揚高状態で、走行速度が一定以上になると警報が鳴ります。

新商品発表会

2023年12月に発表したインタビュー動画が視聴できます。